ヘイムダル 「でぇええええんぱ、ジャアアアアアック!…の前に敵情視察だ敵情視察!本職で忙しい最中、大忙しの俺、忙
      しく参上!さーて、放送設備はどこ…」

ムンカル  「お?」

ヘイムダル 「お?」

ムンカル  (何だコイツ…。誰の差し金だ?まさか俺の悪戯を本部が見抜いて…?)

ヘイムダル (誰だコイツ…。どこのモンだ?まさか俺達の行動を見透かして…?)

ムンカル  「おい狐」

ヘイムダル 「何だ虎」

ムンカル  「もしかして、お前も?」

ヘイムダル 「え?お前もって…、ジャック?」

ムンカル  「おう。ジャック」

ヘイムダル 「ジャックか」

ムンカル  「ジャックだ」

ヘイムダル 「………」

ムンカル  「………」



とらいぶ!七周年記念

「気がついたら七回忌レベルでカウンター取り替えなきゃいけないしで本人がビックリ」



ムンカル  「という訳で!今回の司会は、急遽大役を仰せつかった(嘘)この俺!配達人、デイヴィッド・ムンカルと!」

ヘイムダル 「世界に牙を向け!戦って奪い取れ!ラグナロク所属、もっぱら独りで先遣隊、エージェントヘイムダル!」

ムンカル  「ワハハハハ!今回は毒舌嬢ちゃんも居ねぇし管理室の堅物どもも気付いてねぇし、のびのびサロンシップだぜ!
      こういう時でもねぇと出番ねぇからな!さっくりジャックだジャック!」

ヘイムダル 「こういう時でもねーと宣伝できねーからな!…えーと、カンペカンペ…、

「来たれ若い力!世界をブチ壊し、色を塗り変える!そんなエキサイティングでデンジャラスな生き方をしてみない
か!?ラグナロクにはそんなキミタチを同士に迎え入れる準備がある!能力者優遇!獣人も大型肉食獣系を中心に優
遇措置あり!不定休だが世界中色んな戦場に送り込む事を保証!取り得が無くたても大丈夫だ!病気に強いなど特定
の遺伝子形質を持っている場合は優先的にクローン兵士の雛形に抜擢される可能性も!ただし裏切り、足抜けにはペ
ナルティあり!まずは明日の朝刊をチェックだ!」

 …よし言えた!」

ムンカル  「求人か?人手足りてねぇのかお前んトコ?」

ヘイムダル 「まーな。何せ兵士なんて消耗品だし、喧嘩相手は各先進国政府だからな」

ムンカル  「ほー、大変だな。ってか、朝刊って…」

ヘイムダル 「ヘル…、ああ、俺の上司がな、工作員送り込んで地道に細工させてる。スレイプニルとかラタトスクとかあの
      辺の連中が調べた目ぼしい人材の家に行く朝刊には、ラグナロクの勧誘パンフ、黄昏色のチラシが届くぜ!返事
      を出し忘れても問題ねー!実働隊が拉致りに行くからな!どんなヤツでも短期間で立派な兵士か洗脳戦闘マシー
      ンか死体になれるぜ!」

ムンカル  「それ、ぶっちゃけ赤紙じゃねぇか…」

ヘイムダル 「おっさんも試しにどうだ?ガタイ良いからな、すぐ前線行けるかもしれねーぜ?」

ムンカル  「良い事なのか、悪ぃ事なのか…」

ヘイムダル 「そうそう、チラシ見てどうしてもダメとか、生理的にダメとか、だが断る、って時はきっちり断われ!でもっ
      てハンターとかになれ!それで俺と潰し合おうぜ!」

ムンカル  「平和な方向にはどうあっても行かねぇじゃねぇか…。それはともかく、だ!あー、アレな、えーと?司会はほ
      ら、何だっけ?挨拶か?」

ヘイムダル 「じゃねーか?たぶん」

ムンカル  「だりぃから飛ばそう」(もはや何をしに来たのか不明)

ヘイムダル 「おう」(脅威の常識派不在)

ムンカル  「じゃあサクサクっと進めるぞ。記念作品紹介…だっけか?」

ヘイムダル 「かもな。ってか俺あんまり知らねーんだよなー。運良くやれたらやっとけ、ってしか命令貰ってねー」

ムンカル  「アバウトだな。そういうの好きだけどよ。じゃあまず記念品一発目!「降り積もる今」!こいつはサイトの
      「ふうりん」内、「益荒男備忘録」にリストインしてあるが、本文掲載先はピクシブのページになるからな!
      こっちに戻る場合はブラウザバックでカモンレッツゴーだぜ!」

ヘイムダル 「どんなんだ?」

ムンカル  「酔わせて眠らせた友達に悪戯する話だ」

ヘイムダル 「バトルは?」

ムンカル  「ねぇ」

ヘイムダル 「なら読まなくて良いな」

ムンカル  「お?興味ねぇクチか?」

ヘイムダル 「色恋沙汰とか性行為とか、そういった事には興味ねーよ。そういう風に造られてんだ」

ムンカル  「ほー。ワールドセーバーとちょっと似てるな…。ともかく作品解説!こいつはかな~り前のクリスマスに作っ
      たショートショートに大幅加筆したモンだ。十八禁で濡れ場アリだから、読む時は周りの目に気をつけろよな!
      覗き込まれて性癖がバレてその後の人生がドラマチックになっちまっても責任持てねぇぜ!じゃ、ごゆっくり!」


降り積もる今
(18禁、同性愛表現含有)







ムンカル  「さて、今夜のおかずにするか…。できればチビデブが良かったが、スリットも悪くねぇな」

ヘイムダル 「なー」

ムンカル  「うん?」

ヘイムダル 「宣伝したし、俺もう帰ってもいいか?」

ムンカル  「俺に訊くなよ、そういう事をよぉ…。区切りが良いトコまで居たらいいじゃねぇか?」

ヘイムダル 「そうするか。…で、まだあるのか?」

ムンカル  「ああ。もう一本、「臨時レスキューのサマーバカンス」だ。こいつは恒例みてぇになってる大和直毅シリーズ
      だな」

ヘイムダル 「どんな話だ?」

ムンカル  「デカデブ羆とホソチビ犬のカップルがいちゃいちゃする話だ」

ヘイムダル 「なるほど。さっぱりわかんねー」

ムンカル  「判ってねぇのか。「なるほど」って何だ。もうちょっと詳しく言うと、くっついてるようでくっつけなくてワ
      ヤワヤあったけどワタシハゲンキデス、みてぇな話だ」

ヘイムダル 「なるほど。ぜんぜんわかんねー」

ムンカル  「わからなくてもいいんだよ、けだものだもの」(棒読み)

ヘイムダル 「寝てて良いか?」

ムンカル  「もうちょっと頑張れ」

ヘイムダル 「でも飽きてきた…。バトルねーんだもんな…。これも平和な話なんだろ?」

ムンカル  「う~ん…、これについては、そうとも言い切れねぇ匂いがあるな…?まぁとにかく、他の読んで暇潰ししなが
      らもうちょっと頑張れ」

ヘイムダル 「何を読めって…

ムンカル  「バトル好きか?」

ヘイムダル 「ああ。…自分でやるのが一番好きだけどな…!」

ムンカル  「おうおう、血の気の多いこって…。じゃあコレ、ふうりんシリーズ読んどけ」

ヘイムダル 「…バトるのか?」

ムンカル  「おう。戦ってるぜ!…相撲で」(コイツにVigilanteとか読ませるとのっぴきならねぇネタバレになるからな…)

ヘイム♪ダル「じゃあ読んどくか!」

ムンカル  「急に元気になりやがった…。それはともかく作品解説だ!こいつもかな~り前の暑中見舞い品で、今回大幅に
      手直ししたモンだな。実はこれ、時系列じゃあ作品群で最後だが、三番目に出来上がった品だ。ここから先の話
      については構想もねぇし予定もしてねぇから、コイツがある意味最後の大和直毅だな。んじゃ、ごゆっくり!」

臨時レスキューのサマーバカンス
(18禁、同性愛表現含有)






ムンカル  「で、出し物はこれで終わりみてぇだな?」

ヘイム♪ダル「………」

ムンカル  「…おい、狐」

ヘイム♪ダル「黙ってろおっさん…!今パンダがライオンとな!決戦なんだよ!」

ムンカル  (こいつ…!夢中になってやがる…!っつぅか読むの早ぇよお前…!)

ヘイム♪ダル「潰し合い土俵(うちゅう)なんだよ!ここからイイとこ…」

ムンカル  「ああ判った。判ったから帰ってからじっくり読もうぜ。な」

ヘイムダル 「ん?終わりなのか?」

ムンカル  「おう。シメだ」



 あ~…、当HPオープンから七回忌だ。…いや七周年だ。末永くダラダラ続いてますがアレだ、思いのほか息が長くてビッ

クリだろ?俺もだ。そして管理人もだ。

 これからも自由気まま好き勝手に好きなものを好きなペースでやってくはずですが、気が向いたら暇潰しがてら付き合って

やって貰えりゃ幸いです。



ムンカル  「それじゃあ、お相手はムンカルと!」

ヘイムダル 「ヘイムダルだ!朝刊チェックしろよ!」

ムンカル  「では解散!」

ヘイム♪ダル「おう!帰って読むぜ!主将引継ぎから!」

ムンカル  「…だから読むの早ぇよ…」







ムンカル  「…さて、やっこさんも行った事だ、そろそろ本命と行くか…。このお祭り用放送セット周りは色々ひずんでや
      がるからな、カーテン一枚向こうの世界と繋がってるぐれぇに、よ…。そんな場所ならよぉ、時間飛ばした向こ
      うとも…、ちょっとぐれぇ繋がれんだろっ!?」







 「……とんのか!?ボーっとしとんなムンカル!」

ムンカル 「お?」

ミカール 「「お?」やないわ!ホンマしばくぞオドレェ!」

ムンカル (…こりゃあ…アレか?作品対抗でイベントやった時の、か…?反省会の後、俺だけ居残り説教食らった…)

ミカール 「聞いとんのかダメっこ動物!」

ムンカル 「おう。ちゃんと聞いてるぜ」

ミカール 「……ん?」

ムンカル 「何だよ」

ミカール 「いや…。なんやお前、急に雰囲気変わったんとちゃう?」

ムンカル 「そうでもねぇだろ?俺は俺だ」

ミカール 「そらそうや。お前みたいなダァホ、世界にふたりおらん」

ムンカル (おお、懐かしい毒舌じゃねぇかこのツンデレめ…)

ミカール 「けったいなヤツやな…。何笑っとんねや」

ムンカル 「話は判った。次があったらもっと頑張る。それで良いだろ?」

ミカール 「オドレはまた手早く切り上げようとしくさっ…!」

ムンカル 「祭りなんだ。結果は結果で、こっからは俺達も盛り上がろうぜ?」

ミカール 「む~…!」

ムンカル 「久々に、ふたりっきりでよ!」

ミカール 「久々にもなにも、夕べも一緒やったわ!」

ムンカル 「がはははは!そうだったな!まぁ良いじゃねぇか、な?」

ミカール 「…やっぱ、何や隠してへんか?」

ムンカル 「何にも隠してねぇよ」

ミカール 「む~…、どっか違和感あるんやけどなぁ…。っておい!引っ張んなー!」

ムンカル 「お好み食おうぜ!その後は風呂だ!」

ミカール 「そんなん急がんでもええわ!」

ムンカル 「急ぐんだよ。…捩れは自動的に戻ってコネクトも切れちまう。俺もじきに元の時間に放り出されるからな…」

ミカール 「ん?何や?ぼそぼそ言うて…」

ムンカル (なぁ、ミカール。預かり物は必ず届けに行くからな…。何百、何千、何万年かかっても、絶対によ…。何たって     俺は…)

     「配達人、だからな…!」