とらいぶ!一周年特別企画
どきっ!野郎だらけの水泳大会(ポロリはどーだろ?)
ユウト 「はいは〜い!それではこれよりぃ…、夏だ!猛暑だ!一周年特別企画!「どきっ!野郎だらけの水泳
大会(ポロリはどーだろ?)」を開催しま〜す!司会はボク、神代熊斗と…」
アサヒ 「あたし、川村朝日でお送りします!…ところで、これ、掲載される頃には猛暑じゃなくなってるんじ
ゃないですか?」
ユウト 「…かも…。っていうか個人的には早く涼しくなって欲しいんだけど…」
アサヒ 「あぁ〜。おデブさんはキツいですよね、暑いと」
ユウト (ギロッ!)
アサヒ 「い、いや!ユウトさんはポチャです!ポチャですから!かわいいですよ!魅力があります!うんっ!
(さぁ話題変えよう…)なお、会場はブルーティッシュ本部地下のプール群をお借りして、多種多様な
罠…じゃない、舞台を用意させて頂きましたっ!」
ユウト 「優勝チームにはご褒美もあるから、頑張ってねぇ〜!」
アサヒ 「それではまず、参加チームの紹介を…。まずは一番手、赤白ストライプのおそろいトランクスが実に
映えるお二人!ヴィジランテシリーズより、ブルーティッシュホワイト!」
ダウド 「ふん。水泳なら自信があるぜ?なんたって正にここで連日鍛えているんだからな」
アル 「ゴムボートに揺られながら水上昼寝するのは鍛える内に入らないと思うっスよ?…あと、タバコはプ
ールに捨てないで欲しいっス…」
ユウト 「頑張ってね二人とも。ネネさんは審査員席で、アケミちゃんはギャラリーで応援し…」
アル 「あ!アケミめっけたっス!ここっスよぉ〜!頑張るっスからねぇ〜!」(ぶんぶん!)
ダウド 「そんなに騒がなくとも目立つよお前は…」
アル 「あ〜っ!ちゃんと手ぇ振り返してくれたっス!」
ダウド 「…付き合い始めたばっかのガキみてぇな喜び方だなおい…」
アサヒ 「続きまして、ブラッドシリーズより、競泳ビキニが描く凶悪なるブーメランライン!字伏探偵事務所!」
ヤチ 「…久々の出番と思ったら、こういう事か…」
ユウ 「まぁまぁ…、せっかくなんですから、とりあえず頑張りま…、ん?」
アル 「ん?」
ユウ&アル 「………?」(じぃ〜…)
ユウト 「うわ。兄弟みたい…」
ヤチ 「驚いた…。そっくりだな…」
ユウ&アル 「……………」(じぃ〜〜〜〜〜〜…)
アサヒ 「何だかミラー体操を始めちゃった二人はひとまずそっとしておくとして…。お次はAOSより、アマガ
エルを思わせる学校指定のミド海パンが実に健康的!凸凹ペア!」
サツキ 「何か不利じゃねぇか俺達?こんなバケモン揃いの中に放り込まれて…」
キイチ 「一般人の僕達に、どうやって立ち向えって言うんだろうね…」
ユウト 「大丈夫だよ。禁圧解除、身体強化、能力使用は一切禁止。なによりほら、腕っ節と泳ぎは関係ないから」
ダウド 「がはははは!お前が良い例だよな!?」
ユウト (無視無視…!)「アサヒちゃん、次いっちゃって次」
アサヒ 「はいはい。それでは再びヴィジランテシリーズより、真っ赤な六尺が実にけしからん悩殺ルック!か
そした村水練愛好会!」
シバユキ 「…それ…、「かそしも」と読みます…」
アサヒ 「あら失礼…。河祖下村水練愛好会のお二人です!」
ユウト 「…二人とも…。それ、水着じゃなくて、いつもの下着なんじゃ…」
ユウヒ 「何を言う。これはれっきとした水練用六尺だ」(ぐっと胸を張る)
シバユキ 「今日のために取り寄せた高級品ですよ?」(くいっと腰を反らす)
ユウト 「う〜ん…。見た目じゃ判んないなぁ…」
アサヒ 「続きまして、ブラッドシリーズよりもう一組。競泳用スパッツのモッコリが何とも眩しいっ!チーム
ログハウス!」
ヨルヒコ 「あのさカワムラ…。お前今日、テンションおかしくない?」
アサヒ 「きゃー!ビャクヤ!こっち向いてぇー!あぁ!あの真っ白なポッコリお腹にモフモフしたいっ!」
ビャクヤ 「あ、アサヒちゃん…。落ち着いて、頼むから…」
ヤチ 「そうか、ビャクヤが出るか…。これは負けられんな…!勝つぞユウ!」
ユウ&アル (何やら談笑中)
ヤチ 「おぉ〜い…。聞いてるか〜…?」
ユウト 「何で意気投合しちゃってんの、あの二人…?」
アサヒ 「続いてのチームはAOSから二組目、中学生の健康美!学校指定の競泳パンツはもはや立派な凶器!緑
と紺色の競泳パンツ、黒い二連星です!」
ダイスケ 「なんでオイラ達なんだろうな…?」
ゲン 「えっとぉ…、黒い重量級コンビの方が絶対にウケるからって、タヌキ主将とイヌヒコが言ってました…」
ダイスケ 「…オイラ、実は水泳苦手…。柔道以外の運動は大半がダメ…」
ゲン 「ぼ、ぼくもなんですぅ…」
ユウト 「安心して、浮輪使用オーケーだから。それと、万が一に備えて、東護中学校から校医の美倉先生に来
て貰ってるから、溺れちゃっても大丈夫!きちんと蘇生してくれるよ」
ダイスケ&ゲン (なんか他人事っぽい…!)
アサヒ 「ラブリービーグルティーチャーのマウストゥーマウスを期待して溺れたふりとかしてもだめよ?ショッ
ク式の蘇生器具を使うから。…残念だったわねAOS部隊?」
サツキ 「期待してねぇよ!…ったく、人聞き悪ぃなぁ…」
アサヒ 「それでは最後に、正式なシリーズ物じゃないですが、タイガーティーチャークロニクルよりこのペア!
やる気を全く窺わせない膝下までのハーパンがある意味新鮮!ツートンストライプ!」
コータ 「やる気が無いんじゃなくて、股間のラインとか見せたくないだけ!」
ヒロ 「んん〜…。まぁ、そんなに気負わなくてもなぁ。ところでヨシノリさんは?」
コータ 「カメラ回してるっす。我が子の運動会を撮影するパパみたいな装備で良いポジション探し回ってたっ
す…。ところで先生…、なんか、急に太ったっす…?」
ヒロ 「ん〜。今回は36歳だからなぁ」
コータ (なんで36…?)「そ、それはそうと…、教員なんだし、泳ぎは得意っすよね?」
ヒロ 「ん〜…?」(しばし天井を見上げる)
コータ 「…あれ?」
ヒロ 「まぁ…、浮く、なぁ…」
コータ 「………」(滝汗)
アサヒ 「…え〜…、何やら不安が感じられるチームもいくつかありますが…。参加チームは以上の7組です!
さらに競技の審査員はこちら、木田利恵先生と、神崎猫音さん、芒野玉藻さんのお三方!そして野郎ど
もの醜態を撮影するのはこちらのお二人!字伏洋子女史と、新庄美里ちゃん!紹介は以上ですっ!」
ユウト 「はいお疲れ様〜。それじゃあルール説明!種目毎に順位によって、ポイントが得られます。一位は4
点、二位は3点、三位は2点で、他に審査員三名から特別ポイントが入る事があります。審査員の目を
釘付けにするようなハッスルを見せちゃってくださいっ!」
アサヒ 「それでは、早速競技の方に移らせて頂きましょ〜っ!」
第一競技「オーソドックスにリレー」
アサヒ 「ではでは、まず200メートルプールを利用したリレーからです!…って、リレーねぇ…。なんかパッ
としなくないです?」
ユウト 「うん。まずはライトな所からだからね。ところで…」(ちらり)
キイチ 「ん?」
ユウト 「か、可愛いね…!キイチ君…!ぷふっ…!」
サツキ 「ぬはは!浮輪とビート板がサマんなってんなぁ」
キイチ 「仕方ないじゃない、かなづちなんだから…!本当はプールに入るのも嫌なんだよ…!」
ユウト 「まぁボクも人の事言えないけど…。それにしても多いね、浮輪組…」
アサヒ 「水泳大会だって言うのに…、やる気を問いたいわ」
ゲン 「やる気は一応あっても…、200メートルなんて泳げないです…」
ダイスケ 「オイラも自信無いし…、一応…」
ユウト 「最近の中学生は泳げる子少ないの?」
サツキ 「そんな事ねぇと思うけどなぁ?」
ユウト 「トラ先生は、浮輪とか無くて大丈夫ですか?」
ヒロ 「んん〜…。浮く事は浮くから。脂肪で」
ユウト 「そ、そぉですか…」
アサヒ 「それじゃあ第一泳者、紹介します!第一コース、ダウドさん!第二コース、ヤチさん!第三コース、
サツキ君!第四コース、ユウヒさん!第五コース、ビャクヤ!第六コース、ゲン君!第七コース、コー
タさん!」
ユウト 「はいは〜い、位置についてね〜。皆ついた〜?いいね〜?それじゃあ、ヨーイ!」(パン!)
アサヒ 「さぁ各選手飛び込みまして、…浮輪のゲン君は下からですが…、今、一斉にスタートです!まず飛び
出したのはビャクヤ、ヤチさんのライカンスロープ兄弟と、赤銅の巨躯に赤褌が漢らしいユウヒさん!
…ってバタフライ!?意外だけど何とも豪快!」
ユウト 「ボクは字伏兄弟が申し合わせたように犬掻きな事の方が気になるんだけど…」
アサヒ 「イヌ科の本能なのかしら?でもまぁ可愛いから許す!少し遅れまして、クロールで後を追うのはサツ
キ君とコータ君!太ってる割に結構速いわねあの二人。そのかなり後ろをすい〜っと横泳ぎでダウドさ
ん!…こっちは本当にやる気なさげ…。最後尾は浮輪装備で平泳ぎ、ゲン君です!」
ユウト 「…あ〜…。泣きたそうな顔してるねぇゲン君…」
アサヒ 「さて、横一線に並んでいた先頭の三名、ほぼ同時にタッチです!…ん?水から上がったユウヒさん、
なにやらプールに背を向けて、腰の前で手を組んでます。ん?そこへシバユキさんが加速をつけて走り
込んで…って、と…跳んだ!?いや飛んだぁっ!」
ユウト 「何すてんだあんだらぁっ!?」(訳・何してるんだ貴方達!?)
アサヒ 「シバユキさん、ユウヒさんのカタパルトを利用して大跳躍!30メートル程跳んで着水!一気にトッ
プに躍り出て…って…、こ、これは…。あっと!審査員席から赤旗が上がりました!カタパルトは無効!
失格!失格です!…まぁ泳いでないしね…」
ユウト 「あんのほでなすども…」(訳・あの阿呆共…)
アサヒ 「え〜…、気を取り直しまして現状報告再開…。トップは第二泳者に代わったクロールのイミナと、や
や遅れる形で同じくクロールのユウ君。…イミナ結構速いわね、イミナのくせに生意気な…。それとたっ
た今、コータさんがトラ先生にタッチ、続いてサツキ君がキイチ君にタッチです」
ユウト 「キイチ君は必死の形相でバタ足。…なんだろうこの親近感…?トラ先生はプカプカ浮きながらのんび
り平泳ぎ。どっちのチームも一気にスピードダウンしたね…」
アサヒ 「何故か横泳ぎだったダウドさんが、たった今アル君にタッチ。お、おおっ!?アル君潜水泳法です!
ドルフィンキックでグングン水中を進んで行きます!」
ユウト 「そう言えば泳ぐの得意だって言ってたっけ。本物の白熊みたい…」
アサヒ 「そして今ゲン君がダイスケ君にタッチ!浮輪チーム、ひたむきに頑張ってます!」
ユウト 「ゴールするなりプールサイドでタバコ吸い始めたダウドに見習わせたいっ…!」
アサヒ 「さて、全チーム第二泳者に切り替わりまして、現在のトップはイミナ。…それビャクヤのリードだか
らね?調子に乗んじゃないわよイミナ?やや遅れてユウ君ですが…、お、おっ…!アル君が抜いて二位
に浮上!」
ユウト 「おぉ〜!やるぅ〜っ!…ん?あれ?」
アサヒ 「ん?どうかしま…、あっ!キイチ君水没!浮輪がすっぽ抜けた模様!ビート板にしがみ付いてアップ
アップ言ってます!アクシデント発生!早くもアクシデント発生です!」(嬉しそう)
サツキ 「キイチぃっ!待ってろ今行くっ!」(だぽぉん!)
アサヒ 「おっと。チームメイトのサツキ君が飛び込んで救助に…。あ、ダイスケ君コースアウト!青ざめなが
らキイチ君の所へ向かってます!それと、教師のさがなのか、トラ先生までクロールで救助に向かって
ます。さっきまでのゆったりスイムが嘘の様なスピードです」
ユウト 「う〜ん。濃くて良いねぇ、あの辺の絆…!」
アサヒ 「えっとぉ…。手助けやコースアウトは失格になるんだけど…、あ、ネネさんが赤旗振ってます。トラ
先生とダイスケ君、チームメイトのサツキ君が救助に入ったキイチ君、纏めて失格です。…ってかキイ
チ君はどっちみちリタイアよねぇアレ、完璧溺れてた…」
ユウト 「だねぇ。まぁ仕方ないかな…」
アサヒ 「気を取り直して…、現在先頭はイミナ!それに僅差で追い縋るアル君!そしてやや遅れる形でユウ君
です!さぁ、イミナ逃げ切るか!?それともアル君が抜くか…!お、お…、抜いたぁっ!アル君、ただ
いまトップでゴール!タッチの差でイミナ!少し遅れてユウ君!逆転ですっ!」
ユウト 「うん!サボってるダウドの分まで頑張った!」
アサヒ 「一方、キイチ君は無事に救助された模様。サツキ君に牽引されてプールサイドに引き上げられました」
ユウト 「残り四組は失格とリタイアだねぇ」
アサヒ 「のっけから波乱含みの展開です!それでは、得点発表!」
ブルーティッシュホワイト +4点(一位) トータル 4点
チームログハウス +3点(二位) トータル 3点
字伏探偵事務所 +2点(三位) トータル 2点
ツートンストライプ +1点(審査員特別点) トータル 1点
黒い二連星 +1点(審査員特別点) トータル 1点
凸凹ペア +0点 トータル 0点
河祖下村水練愛好会 +0点 トータル 0点
アサヒ 「お?救助に入った2チームに審査員からポイントが入りました!」
ユウト 「んふふ〜!いいねぇいいねぇ!そうでなくっちゃ!さすがは各シリーズの良心たる女性陣!審査員席
に三人並んでると花があって良いねぇ!」
アサヒ 「ユウトさんは入らないんです?」
ユウト 「………」(硬い表情)
アサヒ (…つつかないでおこう…)「それでは、敗者インタビューです!今回は、最も早く失格になった河祖
下村水練愛好会のお二人っ!」
シバユキ 「勝利者インタビューではないのですか?」
アサヒ 「あたしヘソ曲がりなんで」(きっぱり)
シバユキ 「そうですか…。…此度の敗戦は、私が弄した策のせいです…。よもや失格の要件を満たしてしまうと
は…」
ユウト 「いや…、ちょっと考えれば失格になりそうだとか、思うでしょ?…それ以前に普通はカタパルトなん
て考えもしないけど…」
ユウヒ 「敗者の弁など見苦しい真似はすまい…。汚名は、次の戦で濯がせて貰おう…」
ユウト 「いや、「いくさ」じゃないから兄さん!目ぇ怖いよ目!」
アサヒ 「さぁ!次の競技も荒れそうな模様です!」(凄く嬉しそう)
第二競技「潜水パン食い競争」
アサヒ 「さて次は、微妙に言い辛い潜水パン食い競争です」
ユウト 「ルールはねぇ、水深20メートルのプールに素潜りして、底に沈んでるビニール入りのパンを取って
来る。で、制限時間内に最も多くのパンを取ったチームが一番。ただし、チーム二名の内どちらかは水
上に居ないとダメで、一回の潜水では一個しか取っちゃダメ。あと、ちゃんと食べなきゃ次のを取りに
行っちゃいけない。ちなみにパンはプールから上がって食べないとダメね?」
アサヒ (なんかこう、明らかにダメそうなチームが居るんだけど…。まぁアクシデントに絡みそうだから放置!)
ユウト 「はい!じゃあ早速位置について〜!ヨーイ!」(パン!)
アサヒ 「さぁ各チーム一斉にプールに飛び込みました!それぞれアル君、ヤチさん、サツキ君、シバユキさん、
ビャクヤ、ダイスケ君、トラ先生が最初の潜水者です!…ん?」
ユウト 「あれ…?どうしたんだろう?なんかトラ先生、水面でバシャバシャしてるけど…」
コータ 「どうしたんすか先生?」
ヒロ 「ん〜…。沈まない…なぁ…」
アサヒ 「…どうやらトラ先生、飛び込んだは良いものの…、身体が浮いてしまって潜れないようです…」
コータ 「お、おれ行ってみるっす…」
ヒロ 「ん。済まんなぁ…」
ユウト 「あそこ、実質一人だね…」
アサヒ 「凸凹ペアも実質一人です。泳げないキイチ君はプールサイドで膝抱えてますね」
キイチ 「………」(暗)
アサヒ 「お!早い!早くも一人戻ってきました!あれは…ダイスケ君です!」
ユウト 「おや?泳ぐの苦手なんじゃ?」
アサヒ 「潜るのだけは得意とか?って…、あれ?てぶらです。そして涙目です。今近くに居たヨーコさんが確
認を取っていますが…。あ、バツです。手を交差してバツを作ってます。何があったんでしょう?」
ユウト 「ふと思ったんだけどさ…」
アサヒ 「はい?」
ユウト 「20メートルって、普通に潜れるものなの?」
アサヒ 「………」
ユウト 「………」
アサヒ 「…さぁ!面白くなって参りました!」(実に楽しそう)
ユウト 「え!?普通に続行!?」
アサヒ 「おっと、トラ先生とチェンジしたコータさんもダメだったようです。プールサイドでトラ先生に背中
をさすられながら、盛大に咳き込んでます」
ユウト 「やっぱり普通のひとには辛いよコレ…。って…、あれ?サツキ君は?」
アサヒ 「浮いてきませんね?結構潜れるものなのかしら?あ、一番手浮上!アル君です!続いてヤチさん!シ
バユキさん!そしてビャクヤ!それぞれパンをゲットです!…潜るの苦労したのかしらビャクヤ?やっ
ぱり太ってるから浮きやすい?」
ユウト 「アル君もそうだと思うけど、泳ぎは大の得意って言ってたもんなぁ」
アサヒ 「あ、サツキ君も浮上!パンも持っています!」
ユウト 「お、やるぅっ!」
アサヒ 「あ。スクリーンに水中VTR出ます。…お?」
ユウト 「ははぁ、なるほど!プール内のタラップを使って降りて行ったんだ!あれなら浮かないねぇ」
アサヒ 「見た目に似合わず頭脳プレーです。…あ、キイチ君の入れ知恵か…」
ユウト 「気になるのはジャッジだけど…」
アサヒ 「審査員席から白旗が上がりました!有効!タラップ使用は有効のようです!」
ユウト 「あ〜。好きそうだもんねぇ、ああいう裏技」
アサヒ 「先程のカタパルトは裏技じゃないんですか?」
ユウト 「あれは反則技。誰でもできる範囲で機知を活かさないと」
アサヒ 「さて、各チーム二度目の飛び込みです!サツキ君とアル君、連続で行くようです。食べるの異様に早
いわねあの二人…」
ユウト 「ダウドやる気なしだね…。あのチームも実質一人か…」
アサヒ 「ってビャクヤぁあっ!何幸せそうにノロノロ食べてるのぉっ!?」
ユウト 「山暮らししてると、お菓子は貴重品なんだっけ?」
アサヒ 「ああもぅ!口の端っこにクリーム付けて!…ちょっと行って来ます。頬ずりしに」
ユウト 「待って!落ち着いて!終わってからなら好きなだけやっていいから!」
アサヒ 「むむぅ…!さて、騒いでいる間にユウ君、続いてユウヒさん、イミナが飛び込みました」
ユウト 「体力的には交互に行った方が良いだろうしね」
アサヒ 「ツートンストライプと黒い二連星は棄権みたいですね」
ボシュゥッ!
ユウト 「うわ!?何あの水柱!?」
アサヒ 「ああっとぉ!ここでようやくお待ちかねのアクシデント発生!どうやら誰かが機雷に引っかかった模
様です!」
ユウト 「機雷!?機雷って何!?」
アサヒ 「圧縮した空気が詰まったブルーティッシュの訓練用衝撃機雷です。触れると垂直に爆風を吐き出して
くれます。なお、プールの底や壁と同じ薄い水色なので、非常に見付け辛いです。盛り上げる為にこっ
そり投入してみました!てへっ♪」
ユウト (恐ろしい子っ…!)「あ、ヨルヒコ君浮いてきた…。死んだ魚みたいに…」
アサヒ 「ちょっと何やってんのよイミナ!ビャクヤの足引っ張るなってあれほど…!」
ユウト 「仕掛けたのキミじゃない…」
ビャクヤ 「よ、ヨルヒコ!大丈夫かい!?」(だぱぁん)
ユウト 「落ち着いてアサヒちゃん!マイク投げちゃダメ!っていうか…、水着脱げかけてお尻見えてるよヨル
ヒコ君…」
アサヒ 「あんたの半ケツなんて興味ないのよ!…写メ撮ったからあとでイヂメてやる…!…さて、完全に伸び
てるイミナをビャクヤが救助したので、チームログハウス、失格です…。ビクラ先生が器具を持って二
人のところへ向いました。…イミナ、ショック蘇生一号…」
ユウト 「こ、これは荒れて来たねぇ…」
ボシュゥッ!
ユウト 「うわぁ!またぁっ!?」
アサヒ 「さぁ今度は誰が犠牲にっ!?あ!ユウ君がうつ伏せに浮きました!お約束で競泳ビキニが脱げかけて…。
おっきな真っ白いお尻が丸見えです!実にらぶりぃっ!場内大歓声!ミサトちゃんが激写中!後でじっ
くり見せて貰おっと…」
ユウト 「白くて大きいのが好みのタイプ?」(ニヤニヤ…)
アサヒ 「えぇまぁ。っていうかデブ専なんで、あたし」(涼しい顔)
ヤチ 「ユウ!しっかりしろ!」(ざぽぉん)
アサヒ 「…ブラッド、2チーム共失格です…。…ユウ君、ショック蘇生二号…」
ユウト 「機雷入れるなんて無茶をやるからじゃないか…」
ボシュゥッ!
ユウト 「ぎゃぁあああ!今度は誰ぇっ!?」
アサヒ 「さぁ第三の犠牲者は…、アル君!あれ?違うな、普通にパン持って戻って来てる。あ…、サツキ君!
…んっ?違う、無事みたい…。あれれ?ユウヒさんもパンを咥えて普通に上がって来ましたが…」
ユウト 「あ、VTR出たね」
アサヒ 「えぇと…。あ。これ、ユウヒさんです!浮上途中で機雷に触れてます!映像では爆風の直撃を受けて
いるようですが…、蚊に刺された程にも感じていないようです!パンを咥えたまま何事も無かったかの
ように戻って来てます!…頑丈ですねぇ…。イミナ達でさえKOされたのに…」
ユウト 「まぁ、確かにあの程度でどうこうなるような生き物じゃないか兄さんは…」
アサヒ 「さて、続行可能チームは残り3!生き残れば確実にポイントが入ります!ここは時間切れまで待つと
いう消極的な作戦もありますが…。おっと!やはり果敢に攻めるようです!ペロリとパンを平らげた白、
茶、赤銅の熊らが順次プールに飛び込みます!そう来なくっちゃ!」
ユウト 「残り時間も少なくなって来たけど、取得したパンの数は一緒だね?」
アサヒ 「そうなると進行順になるから、深く潜ってる、あるいは折り返して浮いて来てる進度順になりますが…」
ボシュゥッ!
アサヒ 「おっと水柱!今度は…、あれ?またしても浮いて来ません!」
ユウト 「VTR出たよ。…アル君だ!」
アサヒ 「おっとぉ!水中で激流に揉まれてますが、どうやら耐え凌いだようです!ガッツあるわねぇ…」
ダウド 「ふん。訓練中に頻繁に食らってるからな、あんなのは慣れっこだ」
ユウト 「なるほど。…ところでダウド?」
ダウド 「ん?」
ユウト 「真面目に参加した方が良くない?…ネネさんが凄く殺気立った目でこっち見てるよ…」
ダウド 「…次はなるべく働くか…」
アサヒ 「さて、アル君浮上!続いてユウヒさん!あっと時間切れです!サツキ君、やや遅れて浮上!順位は、
ブルーティッシュホワイト、河祖下村水練愛好会、凸凹ペアの順になります!…ん?なんだかアル君の
様子がおかしいですね…?」
ユウト 「ありゃ?何かあったのかな?プールから上がって来ないけど…」
アル 「あ、あの…、サツキ…」
サツキ 「ん?」
アル 「ちょっと、その…、こっそり、アレ取って来て貰えないっスか?」
サツキ 「…アレ…?ああ、あの浮いてんのか。…ん?あれって…。…んあ!?」
ユウト 「ん?あのプールの真ん中に浮いてる赤白ストライプは…」
アサヒ 「と…、トランクスです!アル君のトランクスが脱げています!」(ボリューム最大)
アル 「ちょおっ!?何アナウンスしてるんスか!?」
アサヒ 「VTR!水中VTR出ろ!出たぁっ!煽りのナイスアングル!これはまた見事なドリチン!」
アル 「ギャース!何処撮ってるんスかぁああああああっ!?」(泣)
ユウト 「気の毒に…」(涙)
ヨルヒコ 「カワムラ…、今日のお前、ちょっと変だぞ?」
アサヒ 「主人公のくせに本編でも影の薄い役立たずは黙ってなさい」
ヨルヒコ 「………!」(ぐさぁっ!)
アサヒ 「それにしても、直撃受けたのに、ユウヒさんはポロリ無しでしたね?」
ユウヒ 「褌と帯と鉢巻は、しっかり締めねば力が出ぬのでな」
アサヒ 「そういう物ですか。…ちょっと拝見したかったのに…」
ユウヒ 「!?」
ブルーティッシュホワイト +4点(一位) トータル 8点
河祖下村水練愛好会 +3点(二位) トータル 3点
凸凹ペア +3点(三位、審査員特別点) トータル 3点
チームログハウス +0点 トータル 3点
字伏探偵事務所 +0点 トータル 2点
ツートンストライプ +0点 トータル 1点
黒い二連星 +0点 トータル 1点
ユウト 「タラップを利用してた凸凹ペアに審査員特別点が入ったね。テクニカルポイントってヤツかな。にし
ても強いねぇブルーティッシュ。っていうかアル君一人の頑張りだけど…」
アサヒ 「それでは、敗者インタビューです!今回は、最も早く棄権した黒い二連星!」
ダイスケ 「う…!ひっく…!ご、ごめっ…!ごめん、コゴタぁ…!オイラ、オイラ自分が情けない…!ごめっ…
ごめんよぉ…!えぐっ…!」
ゲン 「も、もう泣かないでくださいよぉ…!ぼくだって、あんなの潜れませんし…。棄権しようって言った
の、そもそもぉ、ぼくですし…。そ、そんな、クマミヤさんに泣かれちゃったら、ぼ、ぼ、ぼぐもぉおっ
…!う、うぇぇぇええ…!」
アサヒ (…こ、これは…、弄れる雰囲気じゃないわ…!)「え、えぇと…。いくらあたしでもあからさまに悪
者にはなりたくないので、今回はつつくの止めときます…。ちょ、ちょっとぉ?元気出しなさいよホラ!
次があるって!ね!?元気出しなさいよ!」
ヨルヒコ 「何か悪い物でも食ったのかな?カワムラが優しい…」
ビャクヤ 「アサヒちゃんは元々優しい子だよヨルヒコ」
ヨルヒコ 「…俺には優しくないぞ…?」(ぼそっ)
第三競技「水中神経衰弱」
アサヒ 「さて、次の種目は水中神経衰弱です!ブルーティッシュの方々が、今、プールサイドでちらっとカー
ドを見せてから、次々とランダムに配置して行ってます」
ユウト 「今度は頭の競技だね。プールの底に伏せられた縦1メートル近くあるトランプで神経衰弱!覚えて泳
いで潜って捲る!」
アサヒ 「そのままだとイマイチつまりませんが、なんと!ミスすると…、一枚脱がなきゃいけません!」
ユウト 「いや、無いからそんなルール」
アサヒ 「作りましょうよ。ポロリ続出ですよ?」
ユウト 「作っちゃダメでしょそんなルール!?一枚しか着てないんだから!」
アサヒ 「だからこそ、です!お手つきしたら即座にフルチン!待った無しサドンデスですよ?…これは…燃え
るっ…!いや萌えるっ!」
ユウト 「………」(気の毒そうな目)
アサヒ 「流石のビャクヤも、これなら…!」
ユウト 「はいはい、不穏な空気が流れ始めたので、とっとと開始します」
アサヒ 「え?えぇっ!?ちょっと待っ…」
ユウト 「それでは、くじ引きの順にカードを捲ってトライ!競技開始!」
アサヒ 「ちぇっ…。えぇと、一番手は凸凹ペアですね」
キイチ 「さっきまで足を引っ張ってばかりだったからね。今度は頑張るよ!」
サツキ 「おう任した!頼りにしてんぜキイチ?んじゃ行って来る」(ざぽん)
キイチ 「じゃあまず、近い所で一番手前。うんそこ。で、その右側三列目、二つ奥。うんそれ」
アサヒ 「おっとぉ!いきなり1ペアゲット!」
キイチ 「次は、その右隣を捲って。で、二列手前側…。そうそれ」
ユウト 「お、順調。二つ目もゲットだね」
キイチ 「その右を捲って。えっと、確か左に二つだね。うんそれ。」
アサヒ 「三つ目です!…あれ…?なんかおかしくない?」
ユウト 「こ、これって…、もしかして…?」
アサヒ 「あ、四つ目ゲット…」
ユウト 「やっぱり!キイチ君、配置する前にプールサイドで一瞬見せてたカードの絵柄、全部覚えてるんだ!」
アサヒ 「うそぉっ!?」
…ややあって…
キイチ 「うんそれ。これで14組目…。済みませ〜ん。僕達、残りパスしま〜す!」
ユウト 「ん?あぁ、なるほど…」
サツキ 「え?何でだよ?」
キイチ 「半分以上取ったから、もう一位確定なの。僕が全然泳げないから、ここまで一人で頑張って疲れたで
しょ?もう、上がって休んで。ね?」
アサヒ 「水面に顔出してる彼氏の頭を、プールサイドでナデナデかぁ…。良いわね…、あたしもビャクヤにア
レしたい…」
ユウト 「えぇと、半分無くなった所でやっと二番手だね。次はツートンストライプ」
アサヒ 「各チーム呆然としています。…まぁ、あんなの見せられたら無理も無いわねぇ…」
ダウド 「良いな…。魅力的だ…。欲しいな、あの少年」
サツキ 「ぬぁ!?やらねぇぞ!?こいつは俺んだ!」(がしっ!)
キイチ 「ちょ、ちょっとサツキ君!みんな、見てる…!」
ダウド 「いや、そういう意味じゃなくてだな?ウチに欲しいってそういう意味で…」
ヒロ 「あ〜、うん。たぶんそこだ。で、次はぁ…」
アサヒ 「ちょっとぉ!?何かあっちも次々捲ってるんですけどぉ!?また覚えてたクチ!?」
ユウト 「トラ先生やるぅ…!ぼーっとしてるようで、やる時はやるんだねぇ!」
アサヒ 「惚れちゃいそう?」
ユウト 「え!?ちょ、ち、違うってば!そんなんじゃないからっ!」(赤面)
アサヒ (さらっと流せばいいのに、激しく動揺しちゃってまぁ…)
ヒロ 「7ペア目だなぁ…。これで上がりにしておこうか、ササキ」
コータ 「うーっす!」
アサヒ 「に…二位確定…。残るカードは十枚の5ペアだけ…」
ユウト 「閑散として来たねぇ、プール…」
アサヒ 「次はブルーティッシュホワイトですね」
ダウド 「むむむむ…!確かソコだ!」
アル 「違うじゃないっスか!」
アサヒ 「一発お手つきです!…これが普通の流れよねぇ…」
ユウト 「例外が二人混じってたせいで、凄い荒れ具合に…。次は字伏探偵事務所だね」
ヤチ 「ユウ…、配置、覚えているか?」
ユウ 「済みません兄さん…。覚えた分は、全部取られてしまいました…」
ヤチ 「そうか…、俺もだ…。こんな時は、ライカンスロープの本能に賭ける!とりあえず、手前のそれと、
奥のあれだ!」
ユウ 「…見事に違いました…」
アサヒ 「見事な本能ですっ!では次は…、河祖下村水練愛好会!」
ユウヒ 「今捲られた分は覚えたが…」
シバユキ 「捲られた4枚、一つも重なりませんね…」
ユウヒ 「五組、全十枚しか残っていないのだ。とりあえず、見た事のある片割れを捲る事ができれば良い」
シバユキ 「お任せ下さい!」(ざぽん)「申し訳ございません!」
ユウト 「はやっ!…ありゃりゃ…。低確率なのに、出てない数字捲っちゃった」
ユウヒ 「…任せる。勘で頼む」
シバユキ 「は!…くっ!間違えました!」
アサヒ 「はい消えた〜…。えっと次は…、黒い二連星!」
ダイスケ 「どうしよう…。オイラ、全然覚えてない…」
ゲン 「任せて下さい〜!ぼく、今捲られた分はちゃんと配置覚えましたから、まだ捲ってないのを捲って貰
えれば、それで合うペアを作ります!」
アサヒ 「あぁっと!残り物には福がある!太くて黒くてムッチリしたペア、初の見せ場です!」
ユウト 「これはついてるねぇ。お、危なげなく3ペア目ゲット。これで三位までが確定!」
凸凹ペア +5点(一位、審査員特別点) トータル 8点
ツートンストライプ +4点(二位、審査員特別点) トータル 5点
黒い二連星 +2点(三位) トータル 3点
ブルーティッシュホワイト +0点 トータル 8点
河祖下村水練愛好会 +0点 トータル 3点
チームログハウス +0点 トータル 3点
字伏探偵事務所 +0点 トータル 2点
ユウト 「凸凹ペアとツートンストライプに、丸暗記による審査員特別点が!圧巻だったもんねぇ…」
アサヒ 「それでは敗者インタビューです!今回は…、あれ?」
ビャクヤ 「あはは。順番回って来る前に、三位まで確定しちゃった…」
ヨルヒコ 「残り物には福があるって言っても…、残り過ぎると何も残って無いんだな…」
アサヒ 「不戦敗…?」
ビャクヤ 「だねぇ。いや、お見事お見事…」
ヨルヒコ 「ビャクヤ!感心してないでなんとかしないと!ビリ2だぞ俺達!」
ビャクヤ 「でも、四位でもあるんだよねぇ。大丈夫。まだチャンスはあるさ」
最終競技「ハチマキ取り」
アサヒ 「さて、ついに最終種目、ハチマキ取りです!各選手が頭に巻いた、腰まで届く長い赤ハチマキを…、
奪い合って頂きます!仁義無く!」
ユウト 「この競技はこれまで同様に三位までポイントがつく他に、ゲットしたハチマキ一本につき一点が加算っ
!生き残れば自分のハチマキもポイントに加算!頑張れば大逆転もあるよぉ!…なお、バトルとは言っ
ても殴ったり蹴ったりはダメだからね?許容範囲は怪我しない程度の掴み合いまで!…念の為に言って
おくけど、サブミッションや絞め技もだめだからね?」
アサヒ 「バトルアリーナは水深120センチの50メートルプール!さぁ、ラストバトルです!」
ユウト 「それじゃあ各チーム入水して…。ヨーイ…!」(パン!)
アサヒ 「さぁ、各チーム動き始めました!おぉっとぉ!ヤチさんとビャクヤがいきなり睨み合いです!」
ヤチ 「現在の所、ビリなのでな…。悪いがハチマキは貰うぞ、ビャクヤ!」
ビャクヤ 「ウチもビリは嫌だからねぇ。悪いけどハチマキ頂くよ、ヤチ!」
ヤチ&ビャクヤ 『殺すも止む無し!』
アサヒ 「ヤチさんいきなりビャクヤに飛び掛り、強引にハチマキを狙います!しかしビャクヤ、ヤチさんの額
を鷲掴みにして引き剥がす!おぉっと!ヤチさん堪える!ビャクヤのおなかの肉を掴んでギリギリ抓っ
てます!実に陰険っ!対してビャクヤはヤチさんのほっぺを掴んで横に引っ張ってます!子供かっ!?
ヤチさん溜らず腕を伸ばし、ビャクヤの顔を押し退けようと…、あぁっと!ビャクヤ、鼻フック状態!
凄い顔!…と、当サイト史上、最悪の兄弟喧嘩勃発です!ビリになりたくないが故に、実の兄弟でハチ
マキを奪い合う骨肉の争いにっ!…割と大人気ないわね、ビャクヤもヤチさんも…」
ユウト 「兄弟だからこそ、負けたくないんだろうけどねぇ…」(汗)
ダウド 「がはははは!乱戦なら任せろ!伊達に日夜危険生物や犯罪組織相手に調停しちゃあいないぜ!?」
アサヒ 「おぉう!ダウドさんここに来て生き生きしています!コータ君が犠牲にっ!早くも一本ゲット!って、
国内最強の調停者のくせに、まず狙う相手が一般人だしっ!微妙にセコいっ!」
コータ 「うひぃ〜っ!ごめんっす先生ぇ〜!」(泣)
ダウド 「緩いトコから潰す…。戦いの鉄則だ!」
ユウト 「ここまで良いトコ無かったしねぇ…。やけに張り切っちゃってるよダウド…」
ダウド 「一気に点数稼いで優勝決めるぞ、アル!」
アル 「えぇっと…、それがっスねぇ…」
アサヒ 「ん?おっとぉ!?アル君、ハチマキがありません!」
ヨルヒコ 「ぐぅっ…!ごめんビャクヤ…、後は任せたっ…!」
ユウト 「あ、あれ!?ヨルヒコ君も!?」
ユウヒ 「悪いが、家内も観戦に来ているのでな…」
アサヒ 「おっとぉ!ユウヒさん、アル君とイミナからハチマキをあっさりゲットしてますぅっ!」
ユウト 「殴る蹴る無しでも、手が届く範囲まで近寄られたら、その時点でアウトだもんなぁ…」
サツキ 「やべぇな…!まともにやったらオジキに勝てる訳がねぇ…!キイチ!離れとくぞ!」
ダウド 「ふん!あんたが相手か…、不足は無い…!」
ユウヒ 「この競技において、貴兄は危険だ…。悪いがこの場でハチマキを頂こう…」
アサヒ 「奥羽の闘神VSデスチェイン!い、息苦しいプレッシャーが満ちます!なんかあの二人の周りだけ景
色が歪んで見える…!…ん?」
ゲン 「え、えっとぉ…。失礼します…」(しゅるっ)
ダウド 「…あ?」
アサヒ 「げ、ゲン君です!ユウヒさんとの対峙に集中していたダウドさん、背後からおずおず近付いた、参加
者中最年少の中学一年生にあっさりハチマキを奪われましたっ!ブルーティッシュホワイト、早くも競
技終了です!」
ダウド 「………」(放心中)
ゲン 「え、えっとぉ…。ご、ごめんなさい…」
ユウト 「んははははっ!大金星ぃっ!ゲン君やるぅっ!」
ユウヒ 「失礼…」(しゅるっ)
ゲン 「あっ!」
アサヒ 「ありゃ…。普通に歩み寄ったユウヒさんに、普通にハチマキを取られちゃいました!…なんか可愛い
わねゲン君…」
サツキ 「ぬははっ!貰ったぜダイスケ!」
ダイスケ 「んぐぅ〜っ!やられたっ…!」(水面をバシャバシャ叩きながら半泣き)
アサヒ 「おっとぉ!サツキ君、ダイスケ君からハチマキゲット!」
サツキ 「ん?何だあの泡…?ってキイチ危ねぇ!」
キイチ 「わっぷ!」
シバユキ (ざぱぁっ!)「…失礼ながら、頂きました!」
アサヒ 「こ、これは!?水中に潜んでキイチ君に近付いていたシバユキさんが奇襲!ニンジャですかあなた!?
突き飛ばされたキイチ君は無事ですが、サツキ君、ハチマキを奪われましたっ!」
ユウト 「うわ…。本気だよシバユキ…」
ユウ 「ソコ!隙ありですっ!」
シバユキ 「むむっ!?させませんよっ!」
アサヒ 「ここでユウ君が乱入!重量級と軽量級のバトル勃発!」
キイチ 「っぷはぁ!げほっ!ごほっ!」
ユウヒ 「大丈夫か?少年…」
アサヒ 「おっと、サツキ君に突き飛ばされて水没したキイチ君、ユウヒさんに助け起こされてます」
ユウト 「ん?キイチ君、誰のハチマキ持ってんのアレ?」
アサヒ 「え?まだ誰のも取ってはいないはず…」
キイチ 「げほっ!けほけほっ…!」
会場 …しーーーーーーーーん…
ユウヒ 「む?何やら急に会場が静かに…」
ユウト 「あ、あれ…、赤くて長いけど…、ハチマキじゃあ…ない…」
アサヒ 「ろ…、六尺ですっ!キイチ君、何と奥羽の闘神から六尺を奪取!溺れる者は赤褌脱がすぅっ!」
(ボリューム最大)
ユウヒ 「………っ!?!?!?」(ざぱんっ)
アサヒ 「あぁっとぉ!ユウヒさん溜らず屈み込んだぁっ!顔から湯気が上がってますっ!」
サツキ 「今だキイチ!オジキのハチマキ取っちまえ!」
キイチ 「あ?え?う、うん…」
アサヒ 「奥羽の闘神、手も足も出せず轟沈っ!」
ユウヒ 「ぬ、ぬぐぅううううっ…!」(泣きそう)
キイチ 「あ、あの…。助けて貰っておいて、済みません…。ふ、褌…、お返しします…。あ、て、手伝います
ね?…その、気にする事、無いかと…。僕は、そういう可愛いの、好きですから…」
ユウト 「あ〜あ〜…。あれはしばらく立ち直れないなぁ…」
アサヒ 「巨体が災いして、水面上にかぁいいのがモロ出しでした。ミサトちゃんが激写してたわね、後で見せ
て貰おっと…。さぁ、兄弟喧嘩はまだ続いています。もう顔をつかみ合ったり抓りあったりの子供の喧
嘩ですが…。ん?あれ?二人とも、ハチマキが無いわよ!?」
ユウト 「ん?あれ?ほんと、いつの間に!?」
ユウ 「頂きです!」
シバユキ 「っくぅ…!無念…!」
アサヒ 「おっと、ユウ君とシバユキさんのバトルは決着がついたようです!ユウ君の勝ちぃっ!…ん?」
ユウト 「あ、あれって…」
ヒロ 「はい、ごめんなぁ」(しゅるっ)
ユウ 「あ!?」
アサヒ 「おっと!背後からのそぉ〜っと、無警戒に近付いたトラ先生が、ユウ君のハチマキを奪取!…あ、ハ
チマキ三本!?」
ユウト 「ほんとだ!あれってもしかして…!?」
アサヒ 「ここでVTRです!えっとぉ…、つかみ合いの喧嘩に発展しているビャクヤとヤチさんに、トラ先生、
のそ〜っと普通に歩み寄ってハチマキをしゅるっと…」
ユウト 「む、無害そうだから…、ライカンスロープですら反応できなかった…?」
アサヒ 「ま、まさに無敵の境地…!眠たげなその顔が、今はまるでお釈迦様のご尊顔のようにも見えます!」
ユウト 「さぁ、これで残るはトラ先生とキイチ君の二人だけ!意外な二人が残ったねぇ」
アサヒ 「さぁ、トラ先生、キイチ君に歩み寄る!」
ユウト 「キイチ君身構えた!頑張れ男の子ぉっ!」
キイチ 「たぁっ!」(じゃぱっ)
ヒロ 「ん」(はしっ)
アサヒ 「おぉっとぉ…、無情なるかな体格差…。キイチ君、必死に腕を伸ばしますが、頭を押さえられて届い
てません!」
ユウト 「か、かわいいなぁアレっ!」
キイチ 「むぐぅ〜…!」(ぶんぶんぶんぶん)
ヒロ 「ん〜…、ごめんなぁ?」(しゅるっ)
アサヒ 「勝負有り!勝負有りで〜す!まさかの逆転劇ぃっ!」
ツートンストライプ +9点(一位、ハチマキ×5) トータル14点
河祖下村水練愛好会 +7点(二位、ハチマキ×4) トータル10点
凸凹ペア +4点(三位、ハチマキ×2) トータル12点
ブルーティッシュホワイト +1点(ハチマキ×1) トータル 9点
黒い二連星 +1点(ハチマキ×1) トータル 4点
字伏探偵事務所 +1点(ハチマキ×1) トータル 3点
チームログハウス +0点 トータル 3点
アサヒ 「さて、敗者インタビューの時間で…ってまたビャクヤ!?」
ビャクヤ 「いやぁ0点だったよ。参ったねぇ、ははは」
ヨルヒコ 「面目ない…。あっさり取られた…」
アサヒ 「イミナは腹切って詫びなさい」(真顔)
ヨルヒコ (しょぼぉん…)
ビャクヤ 「個人的には満足したよ。兄弟喧嘩なんて十数年ぶりだ」(すっきり)
ユウト 「あぁ…。やっぱり途中からただの兄弟喧嘩になってたんだ…」
アサヒ 「個人的には不満だわ。ビャクヤのポロリ無かったし…」
ビャクヤ 「え!?ソコなの!?」(汗)
結果発表
ユウト 「それじゃあいよいよ、結果発表〜!」
アサヒ 「では、得点と総合順位を…ドドン!」
第一位 ツートンストライプ 14点
第二位 凸凹ペア 12点
第三位 河祖下村水練愛好会 10点
第四位 ブルーティッシュホワイト 9点
第五位 黒い二連星 4点
第六位 字伏探偵事務所・チームログハウス 3点
アサヒ 「これは大番狂わせ!…ブラッドの2チームが揃ってドンケツです…」
ユウト 「中学生チーム頑張ったねぇ!偉い偉いっ!サツキ君以外の三人は泳ぐのさえ苦手だったのに、キイチ
君もダイスケ君もゲン君も、うん!ほんっと良く頑張った!」
アサヒ 「ブルーティッシュホワイトと河祖下村水練愛好会も食らい付きましたが、凸凹ペアが大健闘!さらに、
優勝は見事な逆転劇を見せてくれたツートンストライプ!」
ユウト 「並み居る強豪をなぎ倒し…、お見事っ!」
アサヒ 「個人的には、きちんとドリチンポロリやってくれた熊二名も讃えたいところだわ…。ではさっそく、
勝利者インタビューです!まずは三位の河祖下村水練愛好会のお二人!って、どうしましたユウヒさん?」
ユウヒ 「………」(小さくなってる)
シバユキ 「その…、何と申しましょうか…、お心に負った深手が…」
アサヒ 「気にしちゃダメです!かわいくて良いじゃないですか!」
ユウヒ (カーッ…!)
ユウト 「兄さん…。頭から湯気が…」
シバユキ 「あの…、もう弄らないで、そっとしておいて頂いた方が…」
ユウト 「だね…。じゃあ次っ!二位の凸凹ペア!」
サツキ 「ぬははっ!二位まで上がれるなんて思ってもなかったぜ!キイチのお手柄だな!」
キイチ 「僕泳げないもん。やっぱりサツキ君のおかげだよ」
アサヒ 「中盤の頭脳プレーが冴えてたわよねぇ。予想を上回る健闘振り!どっかのイミナにも見習わせたいわ」
ヨルヒコ 「ギクッ…!」
ユウト 「勝因はずばり、チームワークかな?二人ともお互いの役割をしっかり果してたもんねぇ」
サツキ 「まぁな。二人三脚で丁度良いんだ。俺達はよ」
キイチ 「ふふっ、そういう事だね!まぁ、ハチマキ取りは運が良かっただけなんだけれど…」
ユウト 「んははっ!大金星だったもんねぇ!」
アサヒ 「さて、お次はいよいよ一位!ツートンストライプのお二人っ!」
コータ 「あ〜…、何て言えば良いのか…、おれ、全然良いトコ無かったし…。点数は結局全部トラ先生が取っ
てるし…」
ユウト 「リレーじゃ結構速い所見せられたんだけどねぇ。普通に競争するなら良い線行ったんだろうけど…、
まぁ、色物競技が多過ぎたしね…」
アサヒ 「トラ先生は後半大活躍でしたね!」
ヒロ 「んん〜…。たまたまかなぁ。運が良かっただけだなぁ。ははは」
アサヒ 「またまた〜!謙遜しちゃってぇ!」
ユウト 「さて、優勝チームにはご褒美がありますっ!お二人さん!なんか管理人に要望は!?」
コータ&ヒロ 「?」
アサヒ 「優勝チームの希望を可能な限り叶える。それが優勝賞品ですっ!」
コータ 「え?ええ?た、例えば…、短編の続きとか?」
ユウト 「うん。それもおっけぇ!っていうか…、んふふ!その顔だと、続編確定だねぇ!」
コータ 「な、なんか申し訳ないっすねぇ…。おれなんもしてないのに…」
アサヒ 「ほらほら!トラ先生も喜んで!希望は何ですか?」
ヒロ 「………」
ユウト 「できそうな事なら何でも良いんですよ?まぁ、ウチの兄さんあたりが「ドリル改善して」とか頼んで
も成就はされないだろうけど…」
ヒロ 「…会いたい…かなぁ…」
ユウト 「え?」
ヒロ 「…ん…。何でもない…。私は特に無いなぁ。ササキの分だけで良いだろう」
アサヒ 「えぇ〜!?勿体無い!」
ヒロ 「まぁ、ササキのトコに端役で出して貰う事…。にでもしておこうかなぁ?」
ユウト 「無欲ですねぇ…。まぁ、ソコがまた良いかも?落ち着きのある大人って、素敵ですね!」
ヒロ 「ははは。惚れるなよぉ、お嬢さん?」
ユウト 「………」(ポッ…)
アサヒ 「ユウトさん?」
ユウト 「はっ!さ、さてさて!これにて大会は終了っ!皆、お疲れ様ぁっ!休憩室にお菓子や飲み物を用意し
てるから、ゆ〜っくり休んでねぇっ!」
休憩中(若手チーム)
アサヒ 「さてさて、楽屋裏覗きっていうか何ていうか…、休憩中の様子をリポートしに参りましたっ!えっと
ぉ…、こっちの部屋はイミナ、ユウ君、アル君、サツキ君、キイチ君、ダイスケ君、ゲン君の未成年グ
ループですね。それでは行ってみましょう!ノックしてもしもぉ〜し!」(でもノックせず開ける)
サツキ&アル 『ぎゃぁーっ!?』(揃って前を隠す)
アサヒ 「おおうっ!何してるの二人とも、フルチンで?」(喜)
イミナ 「丈比べだってさ」
サツキ 「バラすなよぉ!」
アサヒ 「おねーさんの見たところ…、形、短さ、被り具合…、全くの互角だわ!」
アル 「感想なんて求めてないっスぅっ!」
アサヒ 「それはそうと、あらら?良いわねあっち…」
ダイスケ 「くか〜…」
キイチ 「緊張して、疲れちゃってたみたいなんです…。ちょっとお菓子摘んだらコロッと寝ちゃって…」
アサヒ 「で、おにぃさんの膝枕かぁ…。恋人としてジェラシーとか感じないの?サツキ君は」
サツキ (トランクスを履きながら)「あんまし感じねぇかなぁ?ダイスケから見りゃキイチは兄貴分だしよ。
なかなか会えねぇんだ。たまにゃあ甘えてぇだろうし。…ま、ちっとは羨ましいけどな…。ぬははっ!」
アサヒ 「感心。大人ねぇ…。それはそうと、ユウ君とゲン君とイミナ、そっちは何してるのかしら?」
ゲン 「置いてあったので、ジェンガです」
ユウ 「この格好で伸び伸び遊べるなんて、なかなか有りませんからね」
アサヒ 「…伸び伸びで…ジェンガレベルな訳…?」
イミナ 「いや、結構面白いんだぞこれ?やってかないか?」
アサヒ 「ふふんっ!断っておくけれど、あたしこういうの得意よ?覚悟なさい!皆丸裸にしてやるから!」
イミナ 「待て!いつ脱衣ジェンガになったんだコレ!?」
アサヒ 「たった今よ!さぁ!大会中に足りなかった分までポロリして貰うわよ!」
イミナ 「待て待て待て待て!やっぱり今日のお前おかしいぞカワムラ!?本当にカワムラかお前!?」
アサヒ 「ふふふ…!今日の私はブラックアサヒよ!迫っても迫ってもビャクヤにはぐらかされて溜りまくった
うっぷんが発露した、悪の川村朝日!…早く構ってくれないと、浮気しちゃうわよビャクヤ…?」
イミナ 「つっこんでいいのか…?いや、ドコからつっこめばいいんだ…?」
アサヒ 「…まぁ気を取り直して、さっそくジェンガしましょう。あ、逃亡は許しません。もし逃げたら競技中
に撮ったハズぃ写メばらまくからそのつもりで」
ユウ&ゲン&ヨルヒコ『………!!!』(滝汗)
アル 「参加してなくって良かったっス…」
サツキ 「だな…。ほとぼり冷めるまで、ちと、外出とこうや…」
休憩中(大人チーム)
アケミ 「えぇと…、こっちは任せた、とカワムラさんから指名を受けたので、私、榊原明美が、成年の方々
の休憩室をリポートさせて頂きます。こちらの部屋ではユウヒさん、ダウドさん、シバユキさん、コ
ータさん、ヤチさん、ビャクヤさん、トラ先生が休憩なさっています。それでは、早速リポートさせ
て頂きますね?失礼しまーす」
ダウド 「いつつとせ!それ、いじればいじるほど、よかちんちん!そぉれ、よっかよっかよっか…ん?」
アケミ (バタン!)「はぁ、はぁ、はぁ…!」(赤面)
ユウヒ (ぎぃっ)「アケミさん?」
アケミ 「きゃぁっ!?」
ユウヒ 「落ち着かれよ。ダウド殿は…その…少々酔っておいでなだけだ…」
アケミ 「そ、そうですか…」(真っ赤)
ダウド 「がはははは!いや済まん!まさか嬢ちゃんが来るなんて思ってもいなかったんでなぁ!アルのトコ
に行かなくて良いのか?」
アケミ 「あ、この後会うので…」
ダウド 「そうかそうか!くぅっ!あの毛糸玉みたいなガキがこんな可愛い彼女を作るなんてなぁ…!親父に
見せてやりたかったぜ…!」(目頭を押さえる)
シバユキ 「ダウド様…。すっかりできあがって…」
ビャクヤ 「ああ、立ったままも何だし、こっちに来て座って座って!ビールで良い?」
ヤチ 「酒を勧めてはダメだろうビャクヤ。このお嬢さんは未成年だぞ?」
コータ 「あ、オレンジジュースで良ければあるから。おれもジュースだし」
シバユキ 「ササキ様、お酒は飲めないので?」
コータ 「ん〜、試した事無いんすけどね。ってか様付けやめてくんないっすか?なんか落ち着かないし…」
ヒロ 「菓子もあるぞぉ。と言っても、ツマミっぽいのばっかりなんだけれどなぁ」
ヤチ 「何と言うか…。皆、サカキバラ嬢に優しいな…?」
シバユキ 「それは…、少女と接する機会が少ないからでは…?」
ヤチ 「…納得した…」
ユウト 「さてと。片付けも終わりっ!ん〜っ…!肩凝ったぁっ!…っと、そうそう!皆バラけちゃったけど、
代表して、最後にボクの方からお礼を…、こほん!
…え〜、サイト開設より丸一年、皆様方の応援のお陰で、なんとか続けて来れましたっ!心より御礼
申し上げます!今後とも
とらいぶ! を宜しくお願い致します!本日は長々とお付き合い頂き、真に
有り難うございましたっ!
…んふふ!なんか、代表でってのも結構恥ずかしいねぇ!さぁて、ボクの仕事もここまで!それじゃ
あ皆さん、次はそれぞれの本編で、お会いしましょう!」
虎狐恋花 〜イチヤザクラ〜
(同性愛表現含有、18禁)