エピソード・ドレッドノート
ホワイトアウト(前編)
 Vigilanteから遡る事約六年。極北の凍土を駆け抜けた、白い巨犬の物語。

ホワイトアウト(中編)
 やって来た補充要員が素人同然の少年でも、ハティは落胆する素振りも見せなかった。少年の意思を、白い巨犬はただ静かに観察する。

ホワイトアウト(後編)
 遭難した新入りを救助したハティは、再び彼の恐慌状態を目の当たりにする。その反応は、彼の左遷に絡む事情が原因となっていた。

氷雪の墓標(前編)
 新入りの少年を迎えてから三週間。ラグナロク下級将校のハティは、デスクワークの合間に個人的な思索に耽っていたが…。

氷雪の墓標(中編)
 新入りを連れ、発掘現場の視察に赴いたハティは、彼に抱いていた違和感を確信に変える。

氷雪の墓標(後編)
 世界中にその名を轟かせる独軍秘匿技術担当部隊、リッター。運悪く出くわしてしまったハティは、既知の部下と新入りを守るべく得物を握る。

私の「好き」は誰かを殺す(前編)
 ゲルヒルデからの呼び出しを受けたハティは、ある重要な情報を言い渡された。別離の時が迫り、仲間達に別れを告げるハティだったが…。

私の「好き」は誰かを殺す(中編)
 自分を慕う少年に、ハティはある男の話をして聞かせた。一流のアスリートにして、極めて異常な資質を有していた、その男の話を。

私の「好き」は誰かを殺す(後編)
 白い巨犬が明かす、ハティ・ガルム誕生の秘密。その重過ぎる真実を知った少年の胸に去来する物は…。

グレイブ最後の日(前編)
 第二小隊壊滅の報を受け、浮き足立つグレイブ隊にもたらされた、突然のベース視察通告。その視察隊の中に、最初のガルムの姿があった。

グレイブ最後の日(中編)
 視察の名目でベースに赴いたヘルは、本来の目的である殲滅処分を決行した。響き渡る銃声。倒れ行く仲間。ドレッドノートが今立ち上がる。

グレイブ最後の日(後編)
 最後のワルキューレ、ゲルヒルデVS灰髪の魔女ヘル。両者が死闘を繰り広げる間にも、ベースのあちこちで命を賭した脱出劇が進行していた。

ドレッドノート(前編)
 グレイブが総指揮官を失ったとは知らぬまま、白い巨犬は撤退戦を続けていた。悲運の戦士ハティ・ガルムと合成人間ベヒーモス、傑物の激突。

ドレッドノート(後編)
 追撃を阻み、仲間を逃がすべく、灰髪の魔女を単身で迎え撃つ白い巨犬。ドレッドノート(怖れ知らずの)ハティ・ガルム、決死の奮戦。

慈悲無き雪にまみれて(前編)
 ハティとヘルが戦闘を繰り広げている間、デカルド率いるグレイブ残党部隊も危機に直面していた。単身現れた狐は、またもその猛威を振るう。

慈悲無き雪にまみれて(中編)
 ついに視認できる距離まで詰めてきた追撃部隊。残党達は事前に言い渡されていた通り、指示に従って散開逃走をはかるが…。

慈悲無き雪にまみれて(後編)
 スコルとデカルドの前に現れたのは、本隊と別行動し、先回りしていた黒髪の少年。巨獣と残党の激突、その結末は…。(同性愛表現含有)

殺戮の雪原(前編)
 自ら囮を買って出たハティだったが、同時にミオも守らねばならない。過酷な難題を前にしながら、白い巨犬は竦む事無く凍土を駆ける。

殺戮の雪原(中編)
 かつて誰より近しく、親しかった仲間は、今や自分を狩る側に立った。思い出や感傷すらも凍て付かせ、ハティとウルは再び邂逅する。

殺戮の雪原(後編)
 追撃部隊に包囲され、狙撃から少年を守る為に動きを封じられたハティ。だがある一角で突如銃撃が止む。それは罠か?それとも希望か?

朝日を拝むまで(前編)
 からくも包囲を突破したハティは、本隊と合流する少年騎士と別れ、ミオと二人で逃走を続行する。しかし吹雪は刻々と強くなり、やがてミオが…。

朝日を拝むまで(後編)
 運良く遺棄車両を発見したハティは、心身ともに弱ったミオを休ませる。だが少年のトラウマは深刻で…。(十八禁、同性愛表現含有)

ハティ・ガルム(前編)
 ミオの影響を少なからず受け、上官と多数の仲間を失い、巨犬は人並みの感情を持ち得るに至った。生きる理由を見つけた彼らの、遠い旅路。

ハティ・ガルム(中編)
 逃避行開始から十数日。ここまで逃げ延びて来たハティだが、その邂逅は不意を突く形で訪れた。約束されたように、二頭のガルムは相対する。

ハティ・ガルム(後編)
 何よりも大切な存在となった少年が倒れ、ハティは戦闘行為を放棄し、叫びを上げて雪原を駆ける。守るべき者にして生きる理由、ミオを抱いて…。

超ド級
 白い世界に迷い込んだ白い巨犬は、レディ・スノウを名乗る女性と邂逅した。 彼方と此方の挟間で、ハティ・ガルムは「突破」を果たす。

君、死にたもう事なかれ
 至高の絶技。兄との決着。辿り着いた答え…。旅路の果てに、巨犬と少年が見た物は…。 北の大地を駆け抜けた白い巨犬の物語。完結。

 

エピソード・タンブルウィード
帝居襲撃事件後日談(前編)
 Vigilanteから遡る事約六年。首都を騒がせた大規模テロ事件の後日談。 冬も終わりの首都を転げた、根無し草の物語。

帝居襲撃事件後日談(中編)
 マーナとシノの追憶。帝居襲撃事件の裏側で起こっていた、とある使い捨ての部隊と、とある調停者チームの戦闘。

帝居襲撃事件後日談(後編)
 マーナとシノの追憶。互いに意識せず交錯した人物模様の果て、偶然巡り会ったラグナロク兵と新人調停者。二人の関係の始まり。

灰鉄の猫と赤銅の熊
 マーナとシノが事件を振り返っていた朝、首都を発った列車内で交わされた、ユウヒとネネの極秘会談。

逃亡者(前編)
 首都に潜伏しているラグナロク敗残兵の存在を確信し、調査に乗り出したダウドは、面識のある非合法組織の者と接触を試みる。

逃亡者(中編)
 ユミルと接触し、敗残兵捜索への協力を求めるダウド。一方でマーナは、包囲網が準備されつつある事を知らぬまま、潜伏を続けていた。

逃亡者(後編)
 首都に潜伏しつつ、傷の回復を待つマーナとシノ。打つべき手を打ち、情報が寄せられるのを待つダウド。接触の時は、間近に迫っていた。

タンブルウィード(前編)
 ほとぼりが冷めるまでの潜伏を諦めざるをえず、脱出経路の確保に移ったマーナとシノを、ブルーティッシュは疑わしい者として追跡する。

タンブルウィード(中編)
 逃げ続ける二人の前に、ついに立ちはだかる白虎。エインフェリア(人造獣人)マーナ・ガルムVSデスチェイン(死の連鎖)ダウド・グラハルト!

タンブルウィード(後編)
 差し向けられた暗殺部隊。そしてヘルの上陸。逃走劇の果て、紫野朝香は選択する。 「死んだらヤだからね?あたしの…ヒーローさん…!」

マーナ・ガルム(前編)
 アルラウネの殺戮が始まった。潜伏している間にグレイブ隊がどうなったか?ヘルが語った言葉が、シノを失い絶望したマーナを打ちのめす。

マーナ・ガルム(中編)
 喪失と絶望。膝を屈しかけたマーナは、しかし敵であるはずのダウドの喝によって再び立ち上がる。まさかの急造コンビ、シノ奪還作戦開始!

マーナ・ガルム(後編)
 ダウドVSヘル。そして、マーナVSヘイムダル。人知れず繰り広げられた激闘の行方は…。 マーナ・ガルム、極みに至る。

根無し草の行き着く先に(前編)
 ラグナロク敗残兵を巡る騒動から数日後、とある博物館には、独り佇む狐の姿があった。そこで彼が出会ったのは…。

根無し草の行き着く先に(後編)
 ラグナロク敗残兵を巡る騒動から、一ヶ月の時が流れた。 冬も終わりの首都を転げた根無し草の物語。完結。

 

エピソード・アンバーストレイジ
(十八禁、同性愛表現含有)

1st season
1.Drifting ashore

2.Wolf eyes

3.Beautiful island

4.Devil

5.Onslaught

6.Risky

7.Exterminate

8.Betrayal

9.Doctor

10.Toxin

11.Act in secret

12.Negotiation

13.Family

14.Foul murder

15.Clean up after

16.Close to You

2nd season
17.Gordian knot

18.Childhood friend

19.Happiness

20.Overjoyed

21.YOU'RE NEXT

22.Trample

23.The umber

24.What is happiness to you?

25.Ruined country

26.Market

27.Capital

28.Clue

29.Stranger

30.Teacher

31.Answer

32.Alter

33.Peer

last season
34.Sign

35.Magus

36.Hostage rescue

37.Ragnarok

38.Wash well

39.Einherjar

40.Gymir Sparkles

41.Accordion

42.Hercury Berners

43.Farewell

44.Big Sunday

45.I'm in love with you

46.Irreplaceable days

47.Intermission

48.Deukalion

49.Garm lost

50.Thiazi Wavesnatcher

51.From okeanos

52.Garm series

53.Nemeos leon

54.Over drive

55.Amber storage

56.John Does & Jane Does

57.World saver

58.Hydra

59.Unburst rage


いつかの誕生日
 アルビオン・オールグッドが迎えた、忘れられない十五歳の誕生日のエピソード。(ひょっとして十八禁?)

得難き平穏
 カルマトライブ調停事務所の、特別な事は何もない、ありふれた、ある一日の出来事。

わたぬき
 上位調停者、神代熊斗の視点で語られる、春の日に起こった事件。

互いに立場は違えども(前編)
 とある一家に起きた複数の「事故」に違和感を覚え、独自に調べ始めた中年警部の物語。

互いに立場は違えども(中編)
 違和感をきっかけに一連の事故の真相を追い求め始めたケンノスケは、顔見知りの警官から紹介され、金色の熊と行動を共にする。

互いに立場は違えども(後編)
 誰にも誉められず、誰にも知られない…。そんな世界で奮闘する金熊と、使命感を胸に日の当たる場所で生きる中年警部の共闘、その結末。

グリモア・スタンダード(前編)
 世間の学生が夏休みに浮かれる中、事件に巻き込まれたと思しき少年について調べていた中年警部は、またも「協力者」に引き合わせられる。

グリモア・スタンダード(後編)
 グリモアを保持する少年を追うケンノスケとユウト。その後ろで進行するのはグリモアを巡る見えざる闘争。呪いの石の物語、その結末。

黄金色の稲妻(前編)
 上位調停者、不破武士と神代熊斗が請け負った、ある財閥の御曹司警護依頼。

黄金色の稲妻(中編)
 上位調停者、不破武士と神代熊斗が就いた、ある財閥の御曹司警護任務?

黄金色の稲妻(後編)
 上位調停者、不破武士と神代熊斗が就いた、ある財閥の御曹司警護。しかしその依頼の裏には伏せられた目的が…。

次代を担う者達へ(前編)
 黄金色の稲妻、後日談。騒動から一夜明けてのお話。前編っ!

次代を担う者達へ(後編)
 黄金色の稲妻、後日談。騒動から一夜明けてのお話。後編っ!

次代を担う者達へ(かんけーないおまけ)
 黄金色の稲妻、後日談。騒動から一夜明けてのお話。おまけっ!(十八禁、同性愛表現、サディスティックな表現含有)

唐紅のバレンタイン
 バレンタインにブルーティッシュ本部を訪れた珍客。とあるメンバーの馴染みだというその来訪者の正体は…。

僕とお化けと熊と白猫
 東護町に住む小学生、むつきこうへいが体験した、ある夏の夜の出来事。

Cry for Daybreak(前編)
 東護町のバベル戦役より一ヵ月後。認識票を捨てた後の、神代熊斗の物語。 雌伏の朝。

Cry for Daybreak(中編)
 東護町のバベル戦役より一ヵ月後。認識票を捨てた後の、神代熊斗の物語。 追憶の夜。

Cry for Daybreak(後編)
 東護町のバベル戦役より一ヵ月後。認識票を捨てた後の、神代熊斗の物語。 夜明けの叫び。

Tower Defender(前編)
 東護町のバベル戦役より一ヵ月後。黄昏から離反した後の、不流忍の物語。 使命と決意。

Tower Defender(後編)
 東護町のバベル戦役より一ヵ月後。黄昏から離反した後の、不流忍の物語。 雷槌の誕生。

赤銅の守護者(前編)
 バベル戦役後の東護町。街の護りを一時担った、赤銅色の巨熊の物語。

赤銅の守護者(中編)
 バベル戦役後の東護町。奥羽の闘神と、伝説の妖獣との邂逅。

赤銅の守護者(後編)
 バベル戦役後の東護町。奥羽の闘神VS伝説の妖獣。決着!

Evolution of White disaster (act1)
 負傷から復帰したばかりの若き調停者、アルビオン・オールグッドが東護町で送る多忙な日々。

Evolution of White disaster (act2)
 東護町で過ごしながら同年代の友人達や恋人との貴重な時間を送るアル。重ねる出会いの中には、自身がそうと気付かぬ重要な物もあった。

Evolution of White disaster (act3)
 復帰後二度目の任務に臨むアルは、自分と同い年の調停者と初めて出会った。どこか頼りない若い狐の事が、アルは気になって仕方が無い。

Evolution of White disaster (act4)
 マユミの協力で奇妙な危険生物の資料を手に入れたユウヒは、監査官とアルへその情報を伝えた。交戦に備え、修練で汗を流したアルは…。

Evolution of White disaster (act5)
 ギルタブルルの情報を得た後、カズキはまたも対象の捕捉に成功するが、疲労で倒れてしまった。包囲網は着々と狭められているが…。

Evolution of White disaster (act6)
 自分を庇って倒れた仲間に代わり、竦む体を叱咤して、狐は単身ギルタブルルに挑む。炎を観る者、山岸望。玉砕覚悟の追撃戦。

Evolution of White disaster (act7)
 男とギルタブルルには三度逃れられたが、ノゾムの奮闘で一般人の中に紛れ込まれる事だけは防ぐ事ができた。しかし、その代償は大きく…。

Evolution of White disaster (act8)
 一夜が明け、闘神は東護を去った。最悪の場合に頼る拠り所を失いつつも、代わりにエイルが戦列に加わり、調停者達は包囲を狭める。

Evolution of White disaster (act9)
 潜伏場所を変えた中年の前に、黒コートを着込んだ三毛猫と赤銅色の巨熊が現れたその頃、病院に残っていた新人はある決心をしていた。

Evolution of White disaster (act10)
 ついに追い詰められた中年は、ギルタブルルを囮に逃走を企てる。マスターの捕縛は他の調停者達に任せ、アルはギルタブルルに挑む。

Evolution of White disaster (act11)
 アルですらもギルタブルルの前に倒れ伏した。致命的なダメージを受けた白熊は再び涅槃に立つ。そして…。 白き災厄、覚醒の刻!

Evolution of White disaster (Finale)
 一連の事件はついに終息し、カズキとアルはそれぞれ、新人にある事を提案する。若き調停者達は、事件を乗り越えて一回り大きくなった。

 

エピソード・ナハトイェーガー
ナハトイェーガー(前編)
 あれから六年以上の時が経ち、ミオ・アイアンハートはコペンハーゲンの地を踏んだ。独国の秘匿事項担当機関に所属する青年将校となって。

ナハトイェーガー(中編)
 ミューラー特務曹長をパートナーに、現地へ飛んだミオが挑むのは、盗み出された秘匿物の奪還作戦。(十八禁、同性愛表現含有)

ナハトイェーガー(後編)
 サラマンダーの行方を追って、地元の組織と接触、交戦したミオ。しかしその背後に潜んで手引きしていたのは、小規模組織などではなく…。

ノンオブザーブ(前編)
 元ラグナロク量産兵士と、ラグナロクのエージェント。因縁の黄昏と相対するミオは…。(十八禁、同性愛表現含有)

ノンオブザーブ(中編)
 一応の勝利を収めたミオだったが、監査官やハンターが出した被害は決して小さくなかった。

ノンオブザーブ(後編)
 一難去ってまた一難。襲撃を受ける警察署。駆け付けたミオとミューラーは、人命救助と対ラグナロクを同時に行なわねばならず…。

ブラックアウト(前編)
 大詰めを迎えたラグナロク追撃戦。海路での離脱を狙うグリスミル。ミオは追いつく最後の機会を無駄にせず、船内進入を狙う。

ブラックアウト(中編)
 プライドを傷付けられ、怒り狂うグリスミル。満身創痍の青年が狙うのは起死回生の一手…。ミオ・アイアンハート、オーバードライブ!

ブラックアウト(後編)
 ミオ・アイアンハートとフリードリヒ・ヴォルフガング・ミューラー。即席ペアが挑んだ秘匿物奪還作戦、一応の決着。

ファルシャーネーベル(act1)
 それは三年前。独国のある小さな田舎町での出来事。なんでもない青年と、とんでもない事件と、取り返しのつかない出会いの物語。

ファルシャーネーベル(act2)
 コンラッド・グーテンベルクは過ごす。気が進まなかった帰郷で運よく再会した、旧友との休日を。なんでもない日常を。(十八禁、同性愛表現含有)

ファルシャーネーベル(act3)
 ギュンター・エアハルトは味わう。時間を無駄遣いするような贅沢と、目的もない散策を。…しかしそれらは、充分堪能する前に…。

ファルシャーネーベル(act4)
 ミオ・アイアンハートは困惑する。謂れのない非難に、心当たりのない敵意に、不当な拘束に。だが、そこで得た邂逅と情報は…。

ファルシャーネーベル(act5)
 ヘイムダルは動き出す。気が乗らない任務ではあったが。しかしながら彼は僅かに興味を抱いた。着実な変化を見せる、霧に…。

ファルシャーネーベル(act6)
 気になった話について調べるため、ミオは能力を使用し潜入を試みる。一方で町では奇妙な事故が起きており…。邂逅の夜が始まった。

ファルシャーネーベル(act7)
 ミオは出会った。グレイブ隊を壊滅させた仇敵のひとりヘイムダルに。来るべき時に向けて研ぎ澄ませた牙は、しかし未だ届かず…。

ファルシャーネーベル(act8)
 窮地を逃れたミオは、遭遇した未知の異形を前に、取るべき行動に悩む。町を覆う霧は消えず。鳴り響くサイレンはいつまでも止まず…。

ファルシャーネーベル(act9)
 霧に覆われた町にはびこる怪物。通信は途絶し、悲鳴も、銃声も、一定以上に騒がしくはならない。次々と、沈黙してゆくから…。

ファルシャーネーベル(act10)
 本当に絶たねばならない命なのか?仕方がない、と気持ちを使命で塗り潰し、夜の狩人は弁解を飲み込む。しかし思わぬ理解が…。

ファルシャーネーベル(act11)
 教会へ辿り付いたミオ、ラド、フランツ。合流したギュンター達と共に入った礼拝堂で、避難者達は救い手に感謝する。

ファルシャーネーベル(act12)
 ラドの暴走によりフェンスが壊れ、ギュンターは警官達と共に防衛に復旧にあたる。一方、飛び出していったラドを追ったミオは…。

ファルシャーネーベル(act13)
 望みは断たれ、ミオはラドを連れて教会へ。しかし避難所は既に危機に晒されていた。そんな中、ノーブルロッソに舞い下りたのは…。

ファルシャーネーベル(act14)
 長い夜が明けても、事態は好転しない。光合成という特色を備えた怪物は活性化する始末。そんな中で、失意のラドに異変が…。

ファルシャーネーベル(act15)
 イズンとアドルフ、ナハトイェーガー二名の増援に伴い状況は好転し始めたかに見えたが、イズンは楽観を許さず、推測を語る。

ファルシャーネーベル(act16)
 防衛戦を、メンバーたった四名でこなす…。絶望的な状況ではあったが、それでも希望を捨てないミオに、朗報がもたらされた。

ファルシャーネーベル(act17)
 欺き、謀り、陥れる。宝剣をめぐり、ミオと対峙するのは…。一方、ヘルの来訪によりラグナロク内にも動きが現れて…。

ファルシャーネーベル(act18)
 ヘルが目的の人物と面会を試みる一方で、イズンも動き出す。本来バックアップが主任務となる彼女は、しかし前線へ…。

ファルシャーネーベル(act19)
 敵エージェントとの一騎打ちを繰り広げるイズン。一方でミオ達は授けられた策に従って行動を開始。そして、ついに援軍が到着した。

ファルシャーネーベル(act20)
 駆け付けたヴァイスリッター達とナハトイェーガー。事態はやっと好転したかに見えたが、ラドはその手に銃を握っていた…。

ファルシャーネーベル(Finale)
 容易に触れられる内は、ひとはなかなか気付けない。それがどれだけ大切なものなのかという事に。

 

てっぺんの眺め(前編)
 配布作品「てっぺんの眺め」を改題もせずに加筆修正した品。前編っ!

てっぺんの眺め(後編)
 配布作品「てっぺんの眺め」を改題もせずに加筆修正した品。後編っ!

Valiant(前編)
 配布作品「葬り屋ランゾウ」を改題して焼き直しした品。前編っ!

Valiant(中編)
 配布作品「葬り屋ランゾウ」を改題して焼き直しした品。中編っ!

Valiant(後編)
 配布作品「葬り屋ランゾウ」を改題して焼き直しした品。後編っ!

お忍び調査(前編)
 東護を根城にする白猫は、居なくなってしまった者達の事に思いを馳せつつ日々を送っていた。そんな彼女の元を訪れたのは…。

お忍び調査(後編)
 数ヶ月ぶりに再会したマユミにユウヒが語ったのは、神将の天敵とでも呼ぶべき存在の事だった。白猫と赤銅色の巨熊、再度の協力調査。

雷神(前編)
 蒼森で起きた、ある政治家の失踪事件に端を発する暗闘の物語。前編。

雷神(中編)
 蒼森で起きた、ある政治家の失踪事件に端を発する暗闘の物語。中編。

雷神(後編)
 蒼森で起きた、ある政治家の失踪事件に端を発する暗闘の物語。後編。

Fake Destruction(前編)
 首都の守護者、ブルーティッシュのメンバー達が挑む上位調停者詐称事件。(もしかして十八禁?)

Fake Destruction(後編)
 首都の守護者、ブルーティッシュのメンバー達が挑む上位調停者詐称事件。その結末。

メケメケちゃん
 ブルーティッシュのメンバー、エイル・ヴェカティーニが捕獲してきた奇妙な危険生物と若き白熊の物語。(十八禁、マニアックな表現含有)

Fatal Ignition(act1)
 火器類の取り扱い免許取得のために首都を訪れたノゾムは、ブルーティッシュのゲストルームに宿泊する。再会を喜ぶアルだが…。

Fatal Ignition(act2)
 首都の守護者ブルーティッシュの夜間出動に同行するノゾムだったが、現場には危険生物だけでなく、狩人の影も潜んでいた。

Fatal Ignition(act3)
 首都の守護者と夜の狩人。正体を知られる訳には行かないナハトイェーガーは、身分を偽り獲物の行方を追っている。その対象は…。

Fatal Ignition(act4)
 独国のリッター側では、現地に漂うきな臭さを嗅ぎつけていた。ミオ達の援護を検討するその一方で、暗躍する虫使いが獲物に迫る。

Fatal Ignition(act5)
 二度目となる夜間出撃への同行。エイルとペアを組むノゾム。遅れて出撃するアル。夜の倉庫に潜入した救助隊が遭遇したのは…。

Fatal Ignition(act6)
 エイルと別行動を取ったノゾムが遭遇したのは、別口で潜入していたミューラー。二頭はなし崩しで行動を共にする事になった。

Fatal Ignition(act7)
 サラマンダーと邂逅するミオ。排水設備操作室へ逃げ込むミューラーとノゾム。一方地上では、虫使い達の元へ白い災厄が訪れる。

Fatal Ignition(act8)
 作戦を通し、結果的にサラマンダーの存在を掴んだブルーティッシュ。しかし報告によれば様子がおかしい。一方、邂逅したノゾムは…。

Fatal Ignition(act9)
 サラマンダーの存在を確認し、ダウドが練り直した作戦が実行に移される。作戦内容は交渉。今宵の調停の中心となるのは、山岸望。

Fatal Ignition(act10)
 大規模な罠を仕掛け虫使いを待つダウド。大規模作戦の中心でサラマンダーを待つノゾム。それぞれの待ち人は、ほぼ同時に現れた。

Fatal Ignition(act11)
 サラマンダーとの対話。妨害の乱入。そして、夜の狩人がまたひとり…。運命的な邂逅の末に、生誕の夜は訪れた。

Fatal Ignition(Finale)
 火は消えて狩人は去る。薄皮一枚の平穏が再び首都に被せられ、明日を担う者達は束の間の休息に身を沈める。眠る炎の物語、閉幕。